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【原画・1点もの】ペンドローイングA3絵画「留守番」 (額縁付き)

¥39,000 税込

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「明日を喰う」2025
・ケント紙 420×297mm(額縁を除く)
・水性顔料インク(PIGMA01)

・額縁:デッサン額縁
・額縁素材:木、ガラス
・外寸:約510×387mm

額装済みの商品になります。
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【技法について】
全て黒の水性顔料サインペン「ピグマ」(サクラクレパス)を使用。答案に丸つけをするようにペンで円を描き、ペンを紙面から離さずにそのまま繰り返し円形を描き重ねる、マスブチミナコ独自の技法で制作しています。円形の大きさや角度、重ね方を変化させることにより、立体感や動きを作り上げます。

通常のドローイングではペンを落とす点を基準に陰影が作られていきますが、この技法では円の外周で構成が生まれ、作者が想定する以外の線の表情が生まれます。

【作品解説】
愛猫の後ろ姿が、滑らかなケント紙にピグマ01で線を重ねて描かれている。猫は少し下方のどこかに目線を送っていて、少しだけ俯いた姿勢をしている。線が猫の身体だけでなく空間にも大きく飛び出し、刺繍の印象も彷彿とさせる。背面は濃い色の面が多いが白い毛の部分もあり、差異をつけた線の量でこの猫の固有の柄が表現されている。

立体感に沿って線の重ね方に強弱をつけており、目の前に猫が座っているかのような存在感がみられる。ほとんどなぞられていない白い毛の部分は強く重ねられた部分との差異で浮かび上がり、鑑賞者の視点でフォルムが導き出される。

制作にまつわるエッセイ:
猫は本当に自由だ。見ていてあっぱれという気持ちになる。けれど同時に、とても不自由な存在だとも思う。窓の外をじっと見つめる後ろ姿に、たびたびそんなことを考える。あのまま野良猫だったらこの子はどんな生活を送っていたのだろう。いや、ならばもっと一緒にすごさないと、いや。そんな風に色々な気持ちにさせられる。留守番をしている猫の背中を思う。

【作者プロフィール】
マスブチミナコ / Minako MASUBUCHI

1984年生まれ。創形美術学校卒業後、webデザインを軸に様々な制作を経てアート制作を始める。
「The order in my disorder」シリーズでは黒い線を重ね、無秩序に見える線の集合から秩序を編み直すドローイングを展開する。
日本語のほかに英語・フランス語を話す。猫好きの甘党。

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